重要軸(大切軸)VS 緊急軸

VOL15

 

我々治療家は緊急度が高ければ高いほど治療に集中します。

緊急度は痛みの度合いや重症度などあると思いますが、生活に支障をきたすものほどそうなりますね。

治療家も自分たちの存在価値をそこに置いている人も多いのではないでしょうか。

川下の問題は川上から辿ってみると分かります。

東洋医学には標治法と本治法とあります。特に本治法を大切にするよう指導されていました。

しかしいつの間にか対処療法になってしまうことが多い。目先の痛みに目が行くからです。

人生も同じですよね。目先の問題に目が行くのは

本当は重要軸、大切軸で行うことの方がよっぽど大切なのです。

健康は大切なものだと誰もが知っているはずなのに優先順位が低くなっているのです。

なぜなら困っていないから。生活に支障がないから。

だから私たちは健康の優先順位が少しでも高く行動してもらえるように学び続けていくのです。

だから緊急度の低い患者さんほど真剣に取り組みます。

なぜなら大切な健康を重要軸にしている患者さんを大切にしたいからです。